マジックをするときに使われるデックにもさまざまな種類がありますよね。

一番メジャーなのはやはりバイシクルなのでしょうか?

皆さんそれぞれ好みがあるかと思いますが、そもそも観客にはそのデックがどのように見えているのか。

 

まずデックの種類ですが、観客はデックの種類を気にしません。だって種類を知りませんから。仮にデックの種類や柄を意識するようであれば、マジックに集中していないという事です。つまり面白くないか興味が無いという事なので改善が必要かもしれません。

そもそも私はマジシャンの会話を聞いているときに「~ってデックどう?」とか「このデック~で」と話しているのを聞いていた時にその種類よりもまず「え?”デック”って何?」と思いました。私は某カードゲームをやっていたのでカードの束のことを”デッキ”と呼んでいたし、そもそもマジシャンが使うあのハートやらスペードやらが書いてあるカードのことは”トランプ”と呼んでいました。

やけに発音がいい…なぜなのか…とずっと思っています。ちょっと面白い。今は慣れたので私もデックと言いますが、なぜデックという微妙に発音がいい呼称になったのか未だに気になります。

 

何かというと、素人は種類なんてわからないし気にしないから好きなものを使えばいいという話なのですがそれだけでは怒られそうなので、私が見ていて受けた印象を知っている種類のみになりますがお話ししますね。

見始めた当初、カメラ越しで見ることが多かったので、見やすさが顕著に現れました。カメラ越しでの見易さなどもお話ししますが、あくまでニコニコ生放送やskypeでの低画質の話なので、youtubeのように画質がいいものだとあまり参考にならないかもしれません。

また、デザイン系の知識や資格も多少あるので、デザイン的観点の話もしますが、これに限っては個人差がものすごくあるのであくまで参考までに。

 

・バイシクル

これは定番なのでしょうか?どのマジシャンも持っている印象です。海外で安いから海外で主流になり、ギミックが多いからという話も聞いたことがあります。

対面で見るといい意味で全く違和感のないトランプという印象。一般的に知られているカードの柄がなんとなくゴチャゴチャしているというイメージと、メディアに出ているマジシャンが多く使っていると思うので、「あ、トランプだな」という印象です。可もなく不可もなくという感じ。

映像で見ると、なんかいっぱい柄がついてるな…という印象。画面映え的な意味では華やかになるので良いと思います。使用している人がいたかはわかりませんが、私がマジックを見ている限りではギミックが見えたことはありません。

デザイン的観点では、柄のバランスが取れていると思います。個人的に自転車に乗っている方の天使の顔が小藪(お笑い芸人)に見えて仕方がないので、私はバイシクルのことを小藪と呼んでいます。

 

・タリホー

こちらもそこそこ持っている人が多い印象。なぜだかは知りません。バイシクルに比べて柔らかい?ような気がするので、女性や握力のない人は使いやすいような気がします。

対面で見た印象があまりないです。ファンバックばかり見ているので、その印象ばかりが強く…。通常のタリホーは、ピルエットがきれいに見えました。ファンバックも特に気になったことはなく、「あ、今日はバイシクルじゃないんだな」という感じ。

画面越しの印象は…これもあまり無く、何故かというと、たまたまタリホーを出してくれた人がおもむろにジョーカーを表向きに画面の端に置いたのですが、もうそのジョーカーのおじさんにしか目がいかず…(笑)。多分そちらばかりが気になるくらいには、違和感がなかったのだと思います。

デザイン的には、中心が丸いのでピルエットやロゼッタシャッフルがきれいに見えるのかなと思います。先にも述べましたが、ジョーカーがなかなか癖のあるものなので、マジックに集中できなくなる可能性もしばしば…私だけかもしれませんが。おじさんの印象が強すぎるので私はタリホーを”おじ”と呼んでいます。

 

・Bee

みんなが持っているという程ではないと思いますが、こちらもたまに見かけます。

対面で見た感じは、ちょっと変わっているなという印象。主流のバイシクルとは違い、フチもなければ白い線での柄もないからだと思います。ずっと見ているとちかちかして目が疲れてしまいます。

画面越しは見難いです。ちかちかしてしまうので、どう動いたのかが全く分からないということも。ある意味で動作のカバーになるかと思いますが…。

デザインは可もなく不可もなくだと思います。個人的に青い方が目に優しいので好きですが、赤い方が映えるので使うなら赤の方が良さそうです。ケースから見える蜂の印象が強いのでそのまま”蜂”と呼んでます。Beeですし。

 

ここからは主流かわかりませんが、とりあえず知っていて見たことがあるというデック。

 

・NOC

無地?なんでしょうか、すっきりしてる印象のデックです。色の種類が豊富と聞いたことがあります。

対面で特に強い印象はありませんが、マークドだと聞いても分からなかった程度には対面で堂々と使えるマークドデックだと思います。もし視力に自信があればかなりの強みになるデックかもしれません。

画面越しでも目が疲れにくいので良いかもしれませんが、見た目的には少々さみしいかもしれません。画面映えを考えると微妙ですが、見ている分には楽です。無地のように見えるのでギミックも疑われにくそう(あるのかは知りません。)

デザイン的に考えることが無いほどシンプルなので、可もなく不可もなく。サインは非常にしてもらい易いかもしれませんね。カラーバリエーションが多いそうなので、それも生かせそうです。

 

・ダニエル・マディスンのKINGS

シンプルだけど見やすく使いやすそうな印象。こちらは対面でしか見たことがないのですが、目が疲れにくいけどオシャレというイメージ。シンプルなのでギミックも疑われにくそう(あるのかは知りません)。

デザインは個人的に一番好きなデックです。赤がエンジっぽく数字の面も少し黄味がかっているので、レトロな感じ。しかし、そのレトロ感のある色見の関係で、動画を撮った時に赤か黒かが少しわかりにくいので、画面越しでやるには少々不向きかもしれません。

(管理人注:イリュージョニストのWEBページを見る限り黒と白は既に売られていないっぽいです)

 

・ダニエル・マディスンのRed DEALers

こちらはMがたくさんあしらわれたデザイン。こちらも同じく対面でしか見たことが無いです。これでのマジックを見た印象が無いのでなんとも言えません。

デザインは、ホテルの壁紙のような印象があり、高級感を演出するときに使えそうです。スーツでビシッと決めている時に合いそうですね。

(管理人注:リンクはグリーンの縁無しです。レッドのボーダーはデッドストックかも?)

・ノスノス

正式名も知らない上に水色しか見たことがなく、そのうえ対面のみでしか見たことがありません。対面での印象は変わったデックだなぁという感じ。水色が落ち着いているので目にも優しそう。

デザイン的に色合いは好きなのですが、英文字が気になります。マジック中に気になって読んでしまって選んだカードを忘れたことがあるので、マジシャン的に演技の妨げにならないのかな?と思っています。先に英文字を読ませてしまうのが一番いいと思いますが、人によってはその文字を読むことで英文字に対してのギミックを疑うかもしれないので少々対策が必要かもしれません。

(管理人注:NORTHTAL NORTHFELL という名称です)

 

・フェニックス

柄が細かいなと思った記憶があります。画面越しに使う際に、画質によっては細かい柄が反映されず真っ赤に見えるかもしれません。

対面ではさほど違和感はありません。そもそも、このデックできちんとマジックを見たことがないので何とも言えません。

デザインは、バックの線が細かいので、あえてどこにも目を行かせないことでギミックが疑われにくくしているのかなと思います。全く違うのかもしれませんが。

(管理人注:恐らく触ったことが有るのはダブルデッカーのフェニックスのみです)

 

・メテオリック

赤と黒のシンプルなデックという印象。こちらは加工をしたことがあるのですが、バイシクルやタリホーに比べてすごく硬く非常にやりにくかったです。

これでのマジックも見たことがなく、対面でも映像でも見たことがないのでマジックに使うのにどうなのかは分かりません。観客が受ける印象的にはNOCデックと近いと思います。

デザインは、赤と黒なので少々厨二感を感じました。多分スートの色なのだと思っていますが。

 

 

思い浮かぶ範囲では以上です。

この他にも実際に見ればこういうのもあったなと思うのでしょうが、如何せんデックの種類を意識してマジックを見たことが無いので…。唯一デックを意識したノスノスは、上記にも述べましたが英文字に気がとられ自分が選んだカードのスートも数字も忘れました^p^

 

今回は特に個人的な好みでの話なので皆さんのイメージとは違うかもしれませんが、観客目線での参考までに。

 

 

(Alice)