最近の忙しい原因です(゚∀゚)

年内にもう1つほどレクチャーノートを(文量によっては本になるかも?)出そうかと思っていました。

 

既に過去形になっていますが、つまりは…そういうことです…

まぁ、間に合うかもしれないし間に合わないかもしれないって感じですね。

 

次に出す予定のノートは2案ありまして(厳密には3案)、催眠術関係とマジック関係です。催眠術関係に付いては後述しますが、2案になる可能性があります。

 

読んでいる方の殆どはマジシャンだと思うので先にマジック関係のから…

 

内容はマークドデックについての予定です。現状まだ1ミリも進んでいません。0です(゚∀゚)

既に何人かの方は販売ページを見たり既に買っているかもしれませんが、あの自作しているマークドデックの作り方を公開してしまおうかなと思っています。

例のデックを購入された方であればマークは既に分かると思いますが、素材などについても何を使っているかなどを詳しく書こうと思っています。

 

ついでに何かあのマークドデック特有のルーティンを幾つか紹介しようかとも思っています。私自身はほぼマークスマンデックやボリスワイルド的な使い方しかしていないので、中々新しい現象は必要ないと思っていますし、オリジナルっぽいのは出そうに無い気もしますが…(ぉぃ

 

何故、今回マークドデックの作り方を載せてしまおうかと思ったかと言うと…在庫が無くなったからです…

実はあのデック、私自身が作ったのは初期ロットくらいで、それ以降は全てスタッフAが作っていました(周知されている気もしますが一応…)。

ところが、スタッフAは一身上の都合により製作に時間を割けなくなりました。

完全に作れなくなったというわけでもありませんが、安定供給は難しそうなので、作り方を出してしまえば、欲しい人は自分で作るだろう…という判断を下しました。

 

デザインを決定した経緯や、ボリス・ワイルドデックから着想を得ているはずなのに、最終的な形が全然違う理由、ボリス・ワイルドのとある弱点を克服した手法なども載せる予定です。また、例のマークドデックに限らず、マークドデック全般を自作するためのポイントや隠密性の上げ方なども解説します(多分)。

 

個人的な予想では、自作はかなり難しいので、逆にショップの方の注文が増えそうな気もしています(゚∀゚)

入荷ペースは遅くなりますが作り次第ストックに入れていこうかなとも思っています。現状はちょっと難しいので年明けくらいから…

 

で、もう1つは催眠術についてです。

これは既に書き始めています。

それで最近ちょっと行き詰った所があったので資料を漁っていたら、根幹を覆す事実が判明しました。最初の方に書いていた部分、エリクソンの考え方や基礎の話はまだ使えますが、ちょうど今書こうと思っている部分にかなりの追記が必要になりそうです。

 

参考にしているのはこの本です。

The Oxford Handbook of Hypnosis: Theory, Research and Practice (Oxford Handbooks)

 

たとえば、「トランス」「トランス状態」「トランス誘導」という用語は現代催眠ではほぼ使われないのは有名だと思います。

そして少し新しめの概念だとトランスの代わりに「変性意識状態」というものが使われるようになりました。

ところが、実は2002年~2006年のレポートで「変性意識」はほぼ催眠誘導に必要ないと言われていたのです。

「トランス」は変性意識状態の中でも特殊な状態という考え方が既にあり、ほぼ使われなくなっていたのですが、地位を完全に失った感じなりました。

 

更に言うと、催眠術は変性意識状態によって成り立っているという考え方をメスメルの動物磁気説と同列に語り、それを支持するのは動物磁気説を支持するのと同じくらいのリスクが有るという記載すらあります。

よって、私が一時期提唱していた「催眠状態=変性意識状態の一部」という言い方も今では正しくない問ことが判明しました(少し前の理論で、完全な間違いではなくそれでも説明が出来るけど、正しくもないと言われるものです)。

 

今参考にしている資料を書いている人がたまたま非状態論派の可能性もあるので、もう少し新しい資料を読んで情報を確定させたいところでもありますが…

(変性意識状態が存在するという状態論派と、催眠は心理反応の一種にすぎないと言う非状態論派がいます。後者は催眠の変性意識説を否定しているわけですが、資料ではそれが決定的になったという主張です)

 

 

ちなみに、参考資料でも、「エリクソンのトランス」という使い方はされており、エリクソンの考え方は現代催眠でも通用するようですね…

(エリクソン天才すぎだろ…)

 

ということで、今回の件でわかったことは、日本の催眠関係の一般書でもし「トランス」や「変性意識状態」が頻繁に出てきた場合、その本を読んでも催眠術が劇的に上手くはならない可能性が高いということです。

なぜかって?根本的な理論に誤りがあるから。

つまり催眠誘導に関わるポイントが分からない状態で、何となくテンプレート通りにやっても上手く成らないというのは想像に難くないはずです。

 

催眠術を既に行使している方々は薄々感づいていることだと思いますが、古典催眠で言われていることには結構例外がありますし、テンプレート通りにやっても上手く行かないことが多々あるので実践しながら微調整を繰り返す必要もあります。

人によってはテンプレートから外れたイレギュラーな方法を敢えて使ったり、被験者に合わせてその場で手法を変更する事も珍しくありません。

しかし、初学者や初心者の方はそのようなイレギュラーな方法を取り入れたり、実践中にアドリブを入れるのは難しいですし…そして実践を経過することでしか上達しない物ですが、ベースとなる理論に誤りがある状態のテンプレートでやるしか無いのが現状です。

それで上手くなる人は観察力がかなりあったか、掛かりやすい人だけに掛けて「自分は催眠術が上手い!」と主張しているだけかもしれません。

 

ところで皆さんは私の催眠術歴をご存知でしょうか?

 

実は…

 

まだ15ヶ月程度です。1年と3ヶ月くらい。

 

催眠術の本を読んだのは10年以上前ですが、実際に催眠術をやり始めたのは去年の8月からだったりします(゚∀゚)

きっかけはエリクソンの臨床記録を読んだことと、実際に目の前で催眠術をやる人がいたこと。

目の前で起きていることは以前に読んだ本の通りでしたが、それがエリクソンの記録から予想される原理と大きな隔たりを感じました。強い違和感と言うべきかもしれません。

 

更に運が良かったのは、初めて催眠誘導した時の方法が一般的によく使われている手法ではなく、かなりイレギュラーな方法だったと言うことです。

そのことにより「あれ?これでも掛かるんだ?」と思い「じゃぁ?これは?」と言った感じで既存の古典催眠の方法論は無視して、自分なりに仮説を立てて実際に試すことになりました。その過程で、最初は自分なりの仮説だと思っていたことも実はほとんどエリクソンが既に提唱していた説だとわかり、そこからエリクソン催眠にのめり込んだ…って話しは以前にどこかでした気がします(゚∀゚)

 

そして今に至るというわけです。

 

既にお気づきの方もいるかもしれませんが、初めて催眠術のレクチャーを出した時は催眠術歴がまだ1年あるかないかくらいだったというわけですヽ(=´▽`=)ノ

(エリクソンの腕浮揚誘導に近いことが出来るようになったのがレクチャーを出す3ヶ月前くらいなので、歴9ヶ月くらいのときです)

 

せっかくなので次の催眠術のレクチャーはちゃんとした原理から書こうと思い、エリクソン催眠だけでなく現代催眠の理論を調べていたら、あの事実が発覚したわけです/(^o^)\

まぁ、エリクソン催眠も伝統的アプローチと比較したら新催眠とか言われますが、既に70年経っていますし、より新しい理論が出ているのは当然といえば当然です。

 

 

資料を調べ始めたら結構楽しくなってしまって色々と読み漁っているので、全く筆が進んでいません。←いまここ

 

なんか受験生のときよりも1日あたりの勉強時間が長いですし!\(^o^)/

 

催眠術のレクチャーに関しては、催眠誘導に特化したものを別に作ろうかなという考えもあります。

前回レクチャーを出した後に、もう少し誘導部分を詳しく知りたいという声がちょいちょい届いているので、誘導に特化した解説書的なものを作ろうかなと。

原理に変更があったとしても現状使われている手法はまだまだ現役ですし、特にエリクソンの手法は新しいセオリーとも相性が悪くありません。

 

私が短期間で上達した原因を分析して、この辺が良かったんじゃないかな?という要素を上手く抽出できたら良いなとも思っています。

 

 

まだまだ時間は掛かるかもしれませんが、興味がある方は気長にお待ち下さいm(_ _)m

 

 

 

(JEAN)

 


The Oxford Handbook of Hypnosis: Theory, Research and Practice (Oxford Handbooks)

 

“[JEAN] 製作中のアレについて少し…” への1件のコメント

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