もうすぐ2017年が終わりますね!

ということで、2017年に出したレクチャーなどの作品を振り返ってみようと思います。

 

自分のレクチャーを自分でレビューするのは結構難しいのですが、出してから結構時間が経っている作品はわりと冷静に評価が出来るんじゃないかな?というのがきっかけです(゚∀゚)

 

JEAN’S APPROACH TO HYPNOSIS

自身初のレクチャーDVDでした(リンク先はDLC版)。

 

催眠術を実践し始めてから大体1年位の時に、自分の持っているものを整理するために作ろうと思ったのが始まりでした。

 

今見ると、用語とかが少し古いな…とは思いますね…/(^o^)\

この時はまだ『The Oxford Handbook of Hypnosis』 を買った直後で、触りしか読んでいなかったのが大きいです。

それも踏まえて今度は、理論と誘導部分だけに的を絞ったやつを出そうかと考えています。

 

このレクチャーを作るにあたって影響を受けたのは、Manchurian Approachという催眠術のレクチャーでした。

これを視ていて、「あぁ、こんなレクチャーでも良いんだ」と思いましたし、私の催眠術の掛け方はパッとみステージ催眠でよくやる手法ですが、細部が結構独特だったりすることに気がついたので、とりあえずまとめてみようとなりましたね…

(実際にはエリクソン系のアプローチをベースにステージ催眠を再現しようとしているので、古くから言われているラポールとかトランスとは同じ言葉が出てきても意味合いが少し違ったりしています)

 

催眠術の掛け方というよりは、私が普段こんな感じに掛けていますよ、こんなことをしていますよ、という感じで、正にタイトルの通り、私のアプローチをまとめたものとなっています。

 

正直、はじめて作ったのでかなりグダグダですね…

 

催眠術をある程度やっている人や、簡単な誘導が出来る人からは割りと評判が良いのですが、初心者が見て参考になるかは未知数です。

 

それでも見て頂いた方の評判は予想よりも良く…

被暗示性テストなどのやり方で、私のスクリプト(台詞)をまんまトレースしたら普通に出来るようになったとか、またある人からは「やっぱり誘導時の描写が細かい」と言われましたし、ある程度やる人から見たら何か発見があるのかもしれません。

 

途中で、上で名前を出したManchurian Approachで紹介されている Handshake Induction の一部を実演していたり、エリクソンの逸話で有名な握手誘導、腕浮揚誘導の実演も入れています。

この辺は日本で出回ってる催眠術のレクチャーでは実演があまり無いそうで「初めて見た」と言われたこともあります。特にエリクソニアンアプローチは実演する人がかなり少ないようですね。

 

一緒に出しているテキストは、あくまで映像を補完するためのものなのですし、単体の読み物としては少しお粗末だと思っています。

 

そしてですね…なんやかんやあって値下げをしました。

既に購入済みの人たちが損をしないように、当初のセール価格よりは値段を上げていますが…

 

値下げの理由は、「情報が少し古いことが最近分かったから」です。

掛け方にはほぼ影響はありませんが、今現在は別の理論を元に組み立てているので、当時出したこのレクチャーとは同じようで僅かに違いが有ります。

台詞もほぼ同じですが、私自身の心の持ちようが違いますし、暗示用に使う言葉や話し方も最近はまた通常の話し方に寄せてきています。

 

なので、最初設定した定価ほどの価値は無いかなと思い、値段を下げました。

 

 

JEAN’S APPROACH TO CLASSIC FORCE

日本に帰国してから、あることに気がついたのがきっかけで出したレクチャーです。

 

「思ったより周りのマジシャンのクラシックフォースの成功率が高くない」

 

入門書などにも書かれていることから、ずっと、クラシックフォースは基礎技法で、マジック歴半年くらいある人は誰でも8割以上成功すると思っていた技法が、実は苦手にしている人が多い、手を出せないでいる人が多いということを知ったのでレクチャーにしました。

 

私自身ははクラシックフォースを知ってから、2ヶ月位で成功率が7割を越え始め、今ではダブルリフトよりも確実性の高い技法だと感じていますが、これは割りとレアケースだったようです。(この辺のズレは海外にいた事と、周りに全くマジシャンがいなかったことに由来しています)

 

細かい部分では、私のやり方が入門書に書かれているやり方とは微妙に違っていたのもあります。そのことから私なりのコツ、成功する理由、失敗する理由をまとめてみました。

 

なお、最近KAYFABEを見てから知りましたが、私のやり方はスタート時はマックス・メイビンのに近く、途中からポール・ダニエルズのようなやり方になります。

 

このレクチャーの問題点は、需要がどこにあるかがわかりにくかったことですね!

それと、クラシックフォースという、考案者が分からないくらい古い技法が題材のため新規性があまり無いのも微妙なポイントだったと思います。

 

タイミングや、声を掛けることについての話もしていますが、「私だからこそ出来る」と言う可能性も排除できていません。

 

個人的に良いと思う部分は、失敗している映像を入れていることだと感じています。

私ではありませんが、スタッフDが失敗している映像が少しだけあります。それについて何故失敗しているのかという説明を少し加えています。

(ちなみにスタッフDは今バイト先の飲食店でマジックをたまにするそうで、その際にクラシックフォースを組み込んだ手順をやるそうです)

 

それと、最後の方におまけで実際にやっている映像があるわけですが、これは撮影のタイミングをもう少し考えるべきでしたね…

初対面の最初の1回を撮影すべきでした。撮影時は既に何回かクラシックフォースをやった後だったので、成功と失敗がそれぞれ1回ずつという結果になりました。

むしろ、少しフォースを疑われ始めた状態でよく1回は成功したな…と思うくらいです(゚∀゚)

 

初対面時で、更に一発目でどうやってやるかという情報が無いのは少しマイナスポイントだな…と思いました。

どっかで初めての相手にクラシックフォースをやっている映像を撮れた時は動画サイトに投稿しようと思います…

 

 

STOP YOUR PULSE

数年前からやっていた、自分の脈を取れなくさせる方法についてのミニ・レクチャー。A4で数ページ程度の短さです。

しかも原理解説に関してはA4の半分も使っていないくらい単純な方法です。

 

一時期無料配布をしていましたが、現在は普通に売り出しています。

なお12月中は70%OFFのセールをしています。

その後に出したレクチャー『AUTOMATIC EFFECTS』には動画での解説も入ってますが、こちらはPDF単体となっています。

(12月中は300円になっているので単体で欲しい方は今のうちですよ?)

 

良い点は、あまりにも簡単なこと。

悪い点は、あまりにも簡単なこと。

 

暗示も道具も使いません。

既に他に人が発表していたとしてもおかしくないくらい単純な方法ですが、知人数名に聞いた所、誰も知らなかったという回答を得ています。

 

ただ、「やはり既に誰かやっているんじゃないか?」という疑念が残っています。

仮に前例がなかった場合は完全なオリジナルになりますが…どうなんでしょう?

 

追記:

Control 2.0 by Wayne Houchin のPVを見た人から、似ているのでは?と言う指摘がありましたが、こちらは 脈 / 桂木康朗 にクレジットされている現象で、原理は私のとはまた違います。むしろ、後者は前者のバリエーションのようなもので、この2つはほぼ同じものと言っても過言ではありません。

 

私の方法は上の2つと違って、自分の手を隠す必要がほぼありませんし、脈拍の速さを変えることは出来ませんが、止める→再開 するだけなら一番お手軽なはずです。

(脈拍の速さを変えることは厳密に言えば出来ます。ただ、マジック的な解決方法とは言えないので解説では省いています)

 

 

 

AUTOMATIC EFFECTSとそれ以降に関しては出したのが割と最近なので振り返るにはまだ早いかなと思うので、今回はこの辺で…

(と言いつつ年内にしれっとセルフレビューしてそうですけどね)

 

 

 

 

(JEAN)

 

 

“[JEAN] 年末ですし過去作品を振り返って…” への1件のコメント

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